植栽データベース
Vectorworks Landmark製品と共に提供される植栽データベースを使用して、植栽の名前や学名情報の広範なリストを管理し、特定の植栽データと植栽スタイルを関連付けることができます。データベースは別ウインドウで開くスタンドアロンのFileMakerアプリケーションです。
データベースのコマンドとユーザーインターフェイスはローカライズされていません。参考までに、コマンドはオンラインヘルプのローカライズ版で翻訳されています。
植栽カタログを使用すると、データはカタログファイルに整理され、外部のアプリケーションは必要なくなるため、Vectorworks Landmarkでは、植栽データソースに植栽カタログを使用することを推奨します。ただし、植栽データベースの管理にFileMakerデータベースを使用する利点として、ナビゲーション、編集、検索、フィルタリングや、業界標準ソースのデータを利用できる点などがあります。インストール時に大規模な植栽レコード一式が提供されます。
植栽データベースは外部のアプリケーションで実行されているため、開くまでに数秒かかることがあります。データベースが開いたら、Vectorworksとデータベース間の通信を高速化するため、Vectorworksプログラムで作業中はデータベースをバックグラウンドで実行させておきます。
FileMakerは総合データ管理プログラムです。このマニュアルでは、すべてのメニューコマンドやメニューオプションについて詳述しているわけではありませんが、Vectorworks Landmark製品とFileMakerを連携させて使用するためのあらゆる情報を提供しています。FileMakerに精通していなくても、データベースの利用や植物学的データの管理を行って、そのデータをVectorworksプログラムで利用できます。植栽データベースを利用する場合は製品版のFileMakerも使用できます。製品情報を含むFileMakerの詳細は、claris.com/ja/にアクセスしてサポートに関するページを参照してください(植栽データベースには、完全バージョンのFileMaker 向けに文書化されたすべての機能が含まれていない場合があります)。
一般的なワークフローでは、植栽データベースアプリケーションの学名情報を管理し、植栽レコードを選択して、植栽スタイルに追加します。オプションで、Vectorworks Landmark製品で使用できる植栽カタログを作成できます。